【前田事務局長集約答弁】
・ホテル業の賃金・労働条件については、厳しい環境下にあることは十分理解している。グランヴィア京都に働いていて「良かった」と思えるような待遇改善を図る必要がある。日本一のホテルを目指しているホテルグランヴィア京都が日本一の労働条件を作り上げていくことは当然のことであり、力強い労使交渉により改善を図って頂きたい。
・JR西日本連合各単組に青年女性委員会を立ち上げ、若手組合役員を育成して頂きたい。そのためにJR西日本連合としても予算立てを行っているのでご理解願いたい。
・契約社員等の組織化であるが、組織化していなくとも労働条件や賃金改善を労使交渉で行って頂いていることは承知している。ナショナル連合も指導や各産別でも取り組みが進められているとこであるが、先ずは正社員化の門戸を開き、それから準社員から組合員化するなどの段階的な取り組みが求められている。
・契約方式で単価、総価契約が良いのかは、もう少し検討する必要があると考えている。物価高騰による薬剤の値上がり等含め、適正な業務委託費となっているかを検証していきたい。
・交運共済総合共済の解約等については、原因など含め、調査をしたい。
・退職金の水準については、グループ会社の水準などのデータを作成し、労働災害補償金なども含め、議論をしたい。
・安全関連工事の平準化であるが、複数年決算などを検討していきたい。
・西日本連合の地方組織のあり方であるが、本部所在地で組織数をカウントしている現状であり、支部単位は西日本連合各地方にカウントするのが良いのかを含め検討の余地はある。現在、地方においても福岡、金沢などで支部単位を含めた労使懇談会を開催している。他の地方においても開催して頂き、交流を深めて頂きたい。
・職場におけるコミュニュケーションについて、上司・部下だけでなく、JR本体と関連企業・協力会社とも深める必要がある。命令と服従でなく、お互いが理解し合えるものを作り上げる必要がある。
・今回のバス火災に対する西バス地本の取り組みの敬意を表したい。今後とも乗客・乗務員の安全確保に向けて取り組んで頂きたい。
・男女共同参画社会の方針については、それぞれの単組において、組合活動、役員への参画、企業への参画、社会的参画などを検討して頂きたい。
・JR西労組拡大安全対策委員会については、関連労組から活発な意見を頂き、当該労使、JR西日本労使で解決する事柄を精査し、取り組んでいる。大会終了後、直ちに開催していきたい。
・09春闘については、物価高騰による実質賃金目減り分、生活維持向上分を獲得すること前提に取り組んでいきたい。