今年の活動方針(第11回定期委員会で決定)
「男女共同参画」実現に向けた取り組み
(1) 男性と女性が共に活き活きと働ける労働条件づくり
   近年、女性社員の数は増加し、平成11年4月の関係法改正等により、配属エリアや職域も多様化してきました。今後も、厳しい要員需給の中、その数はますます拡大し、本格的な運用により、その職域もさらに広がっていくことが予想されます。しかし、ソフト・ハード両面の職場環境や結婚・妊娠・出産・育児・介護など重要なライフステージを経験しながら仕事を続けることをサポートするための各種制度・労働条件などは、まだまだ不十分だと言わざるを得ません。まずは、そうした女性社員関連の労働条件を整備・改善・向上させていく取り組みをこれまで以上に積極的に行っていくこととします。
 具体的には、「『総合労働協約改訂交渉』をはじめとする労使協議・交渉に向けた青年女性委員会としての実態把握・要求集約・交渉の実施」、「セクシュアルハラスメント防止に向けた啓発・教育」などに取り組みます。

(2) 男性と女性が共に創る青年女性委員会活動
 各種労働条件を向上させていくためには、男性と女性が共に現状と課題を理解し、共に労働組合に参加し、その様々な活動を通じて意見や要望等を出し合い、それを集約していくこと、そしてそのための役員を担っていくことが必要です。
 「男性と女性が共に創り、参加する青年女性委員会」を目指し、イベントや教育内容の検討や中央本部、地本・総支部、支部、分会といった各級機関における女性役員の育成・配置などを重点的に行っていくこととします。

身近で、楽しい青年女性委員会づくり
(1) 支部・分会青年女性委員会の整備と世話役活動の充実
 一人ひとりの組合員にとって身近な青年女性委員会活動を創るために、一定人数の青年女性組合員が所属する支部・分会においては、今後も基本組織とも連携しながら「青年女性委員会」を整備していくこととします。そして支部・分会青年女性委員会での主体的な活動を通じて、「先輩・同期・後輩といった人間関係の構築」、「一人ひとりの喜びや悩み等を共有するための世話役活動」、「JR西労組運動や青年女性委員会活動の浸透」をしていきます。

(2) 新入・転入組合員に対するフォローの充実
 「組合活動の入口」である青年女性委員会にとって、「『新入組合員』に対する歓迎会」は重要な取り組みです。同時に、社員運用等により転入・転出する青年女性組合員のフォローも各地本間で連携をとりながらこまめに行っていくこととします。
 20才を迎える青年女性組合員に対する記念品及びメッセージを贈呈する取り組みについては、継続的に行います。各地本においては、人生の節目を迎える仲間を祝い、激励するための「成人式」等の開催を要請します。(1月に終了)

(3) 中央本部主催のレクリエーションの開催
 年に1度、恒例の中央本部主催のレクリエーションについては、楽しい「レクリエーション」を通じた「仲間づくり」を目的に、今年度も企画・開催することとします。
 開催時期や開催場所、その他内容等詳細については、中央常任委員会と準備地本において検討していきます。積極的な参加で楽しいレクリエーションを創り上げましょう。

(4) 情宣活動の充実(「YOU’S」の定期発行と配布・掲示の取り組み)
 「JR西労組青年女性委員会」の思いや活動を広く知らせていくための情宣活動は重要です。中央本部青年女性委員会ニュース「YOUユS」は、JR西労組青年女性委員会結成以降、名称を変更しながら「NO.118」まで発行してきました。
 今年度も、内容や紙面を青年女性委員会らしく「楽しく」充実させながら、これまでどおり月1回の定例発行を目指していくこととします。また基本組織の機関紙への記事の提供も積極的に行います。
 特に、今年度は、一人でも多くの青年女性組合員に読んでもらう取り組みに重点を置き、地本・支部・分会といった各級機関の役員の配布・掲示の取り組みを強化するとともに、中央本部としては、発行スケジュールの徹底、送付枚数及び送付箇所の見直し、青年女性組合員名簿の送信、ホームページの活用などについても検討・実施していきます。
 各地本・支部・分会青年女性委員会においても独自のニュースを作成し、それを配布・掲示することでJR西労組青年女性委員会活動を広め、深めていきましょう。

よりよい会社と職場を創るための取り組み
 私たちの働くJR西日本(会社)や職場をよりよくするために、労働組合というステージで主体的に考え、労働組合というツールを使ってそのための課題や問題点を克服していくことは、これから最もこの会社に長く勤める私たち自身のためでもあり、私たちの使命です。
 このような認識のもと、中央本部青年女性委員会として、以下の取り組みを行っていきます。
(1) 中央本部青年女性委員会主催の学習会等の開催
「中央ユースフォーラム」の開催
 「中央ユースフォーラム」は、「系統・職種ごとに固有の課題や問題点等を共有化するとともに、特有のテーマについて意見交換し合いながら、将来のJRや私たちの職場について考える場」として様々な形態で行ってきました。
 今年度についても、「バス」「医療系統」「鉄道関連」といった各系統ごとに開催していくこととします。開催時期や内容等については中央常任委員会と準備地本とで連携を取りながら検討・決定していきます。

「第3回地方ローカル線活性化意見交換会」米子地本管内で開催予定
 「地域社会の発展」「JR西日本の将来の経営」「私たちの職場」を考えるうえで重要なキーワードとなる「地方ローカル線」については、青年女性委員会の視点で、そのあり方について議論し、活性化に向けたアイデア提案や実践活動を行っていくことが大切、との認識のもと、一昨年から「地方ローカル線活性化意見交換会」を開催してきました。JR西労組の「地域活性化」の取り組みを理解するとともに、地域の行政や利用者との意見交換、私たちにできることについての意見交換など、年々その内容も充実してきました。今年度についてもさらに内容等を充実させながら開催することとします。

(2) 中央本部主催「ユニオンカレッジ」への参加と参画
 JR西労組では、「労働運動の基礎知識」や「JR西労組運動」について学ぶとともに、社会人として、組合員としての、役員としての資質を向上させていくことを目的に、「ユニオンカレッジ」を実施しています。これまで約6年間で、70期ものユニオンカレッジが開催され、青年女性委員会としても受講生として、そして事務局研修生として積極的に参加してきました。今年度も、次代のJR西労組運動を担う「自覚」を強く意識しながら積極的に参加・参画していくこととします。
 具体的には、各期ユニオンカレッジへの参加体制の確立、「青年女性委員会コース」や「特設レディースコース」といった青年女性委員会関連コースの企画・運営、運営のやり方等について学ぶ事務局研修生として参加などに引き続き取り組んでいきます。
 また、各地本・総支部単位で開催される身近な教育活動にも、積極的に参加・参画していくこととします。

(3) 「春季生活闘争」「総合労働協約改訂交渉」を通じた青年女性組合員の要求の実現
 春の「春季生活闘争」や秋の「総合労働協約改訂交渉」は、賃金、労働時間、休日、福利厚生といった私たちの労働条件や日々の生活に大きく関わってきます。これまでも、厳しい経済・経営状況の中、JR西労組の組織力で青年女性組合員に関係する多くの成果を勝ち取ってきています。こうした労働組合の取り組みや行動に対して、青年女性委員会としても、それぞれ参加できる単位において、積極的かつ主体的に関与・参加していきます。

(4) 「新たな中期ビジョン」を創るための取り組み
 JR西労組は、平成9年7月の第8回中央本部定期大会で中期運動指針「2001年ビジョン」を策定してから責任組合としての「企画提案型運動」を展開してきました。昨年4月から導入された「賃金昇進制度」は、3年以上にわたり労使の議論を重ね、私たちの提言を大きく反映して実現させたものであり、「2001年ビジョン」を具現化した1つの大きな成果であると言えます。今年度は、JR西労組として、この「2001年ビジョン」を総括し、「新たな中期ビジョン」を策定していくことを既に決定し、取り組みを開始しています。
 青年女性委員会としても、取り巻く社会、経済、経営状況について認識を深めながら、「こんな会社にしたい」、「こんな職場で働きたい」、「こんな生活がしたい」といった様々な夢を実現するために、この新たな中期ビジョン「ステップ21」策定に積極的に参加・参画していくこととします。
 具体的には、「JR西労組運動の充実・活性化」「人材育成や社員運用」「男女共同参画」「地方ローカル線」「福利厚生を含めた各種労働条件」といったテーマに対する青年女性委員会としての思いや提言をビジョンの中に反映させるための「青年女性委員会アンケート」の実施とその集約・分析の取り組みを主体的に行うこととします。

行動範囲や視野を広げるための取り組み
(1) 産別の「JR連合青年・女性委員会」活動への積極的な参加
JR連合青年・女性委員会主催「第7回ユースラリー」への参加
 JR連合青年・女性委員会主催の「ユースラリー」は、「一本のレールでつながった全国のJR連合の仲間との交流」を目的に毎年開催されています。JR九州労組が準備を担当することが既に決定している次回「第7回ユースラリー」に対しては、これまでどおり積極的に参加します。全国のJR連合の仲間と交流しながら、元気印のJR西労組青年女性委員会をアピールしましょう。
 また、JR連合加盟単組主催のレクリエーション等のイベントにも隣接する地本を中心に積極的に相互参加しながら、身近な地域交流も促進していくこととします。

「東日本民主化促進行動」への積極的な参加
 JR連合が2年前から最重要組織課題として取り組む「東日本民主化促進行動」に対しては、JR西労組青年女性委員会としても、社会正義の観点から、また今後の健全な労働運動や労使関係を構築する観点から、青年女性委員会レベルでの取り組みに積極的に取り組んでいかなければなりません。
 今年度はまた、これまで作り上げてきた東日本での「波」を、北海道や貨物といったJR総連が多数を占める会社に対しても波及させていくこととしています。
 具体的には、基本組織が推進する「激励オルグ行動」「民主化支援カンパ」「ハガキ1枚運動」(JR東日本・北海道・貨物会社にいる知人友人への呼びかけハガキの送付)に青年女性委員会として参加・協力していくとともに、各種教育やイベント、情報や資料等を活用した民主化促進行動の必要性や重要性の教育などを実施していきます。

JR連合を通じた「連合中央(地方連合会)」活動への積極的な参加・参画
 私たちJR西労組は、産別組織である「JR連合」を通じて「連合(ナショナルセンター)」に加盟しながら、全国レベル各種政策課題に対して連帯して取り組んでいます。
 そして、連合の地方組織である「地方連合会」には、JR連合加盟単組で地域毎に組織する「都道府県協」を通じて参画し、地域毎の交流・連帯を深めてきています。
 JRには「3極構造」という歪んだ労労関係が依然存在するゆえ、労働者の組織である「連合」やその地方組織である「地方連合会」にも「JR総連」とともに加盟し、周囲からは「JRはややこしいノ」と位置づけられ、残念ながら私たちの思いや願いもストレートに反映されない現状があります。
 特に、西日本エリアにおいては、私たちJR西労組青年女性委員会こそが先頭に立って、各「都道府県協」の活動、そしてそれを通じた連合の「地方連合会」の活動に参加・参画していくことにより、行動範囲や視野を広げるとともに、JRの労働者を代表する「JR連合」をしっかりアピールしていくことが重要です。
 今年度も引き続き、できる地域から、JR連合の各「地協」「都道府県協」の組織整備を行い、地方レベルにおける連合の諸活動に積極的に参加・参画していくこととします。

○連合(地方連合会)とJR連合(各単組)の関係

(2) 「JR西日本連合青年女性連絡会」との連帯・連携強化
 連結決算重視の昨今、JR西日本グループ全体の発展のために、JR西日本グループに所属する関連会社労組(37単組)で組織する「JR西日本グループ労働組合連合会(略称:JR西日本グループ)」と、その中の青年女性委員会組織で集う「青年女性連絡会」を通じた「交流」と「連帯」を高めていくことは重要です。
 毎年7月に開催される青年女性連絡会主催の「交流ボーリング大会」や11月に開催される「定期総会」には京阪神の地本・総支部を中心に積極的に参加していきます。

(3) 社会貢献活動の推進
 青年女性委員会の活動を通じて社会に貢献していくことは大切です。身近で参加しやすいボランティア活動としての「使用済みプリペイドカード回収」に対しては、今年度も継続的に実施をし、一人でも多くの参加と協力を呼びかけていくこととします。
 同時に、環境問題やバリアフリーがクローズアップされる現在、青年女性委員会として、みんなで取り組める「これからの社会貢献活動」についても議論・検討していくこととします。

「機関会議」の充実(活動を創るために…)
 上記の活動を進めていくために、機関会議としての「中央常任委員会」を月に1回、定例開催しながら、中央本部主催の各行事等の企画や検討、基本組織の取り組みの深度化、各地本・総支部の取り組みの共有化等をするとともに、「中央本部・地本総支部3役合同会議」を年2回開催し、新体制での年間スケジュールの徹底(12月・終了)や活動の中間総括と総合労働協約改訂交渉に向けた要求集約(6月予定)などを行っていきます。

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