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2007年6月1日
■第二回安全シンポジウム
-安全最優先の親等と職場からの安全確立に向けて-
  
 「安全最優先の親等と職場からの安全確立に向けて」をテーマに、JR連合、西労組主催の「第二回安全シンポジウム」が五月二十九日、大阪市内のホテルで開催された。三百名を超えるJR連合全単組の役員、活動家は、あらためて安全の尊さと労働組合のチェック機能の発揮にひたむきに取り組む決意を固めた。同シンポには読売新聞東京本社解説委員の左山政樹から、「安全の追求と労働組合の役割」として基調をうけ、客観的に捉える鉄道輸送の安全を学んだ。

 安全シンポは冒頭、黙祷で哀悼の意を表明した後、主催者のJR連合角田会長、JR西労組の倉橋委員長は共にあいさつの中で「労組のチェック機能の在り方」について強く求めた。
 角田会長は「過去の効率化に単組が何をしたか検証し、社員を尊重した企業風土の確立に向けて風通しある職場環境が必要」として、JR連合版「安全指針の職場への定着」を促した。
 倉橋委員長は安全投資額の増額に触れた後、「職場アンケートから分析すれば、地域での温度差、職場での要員問題、労組として質するべき課題」が存在するとして、安全対策は「道半ば」と提起。そのうえで「安全に係る課題には、おかしい事はおかしいと声を出そう」と要請し、鉄道の信頼回復に全力を傾注する決意を示した。
 シンポは冒頭、職場実態についてJR連合荻山部長、西労組から上村部長が提起し、読売新聞社の佐山政樹氏からは基調講演を受けた。
 同氏は、福知山線をはじめ相次いだ鉄道事故に対する安全対策と、労働組合のなすべき役割を客観的立場から投げかけた。
 第二部はテーマを「安全確立へ技術と意識の向上・継承」、「安全確立に向けて労働組合がなすべきこと」に分け、各単組からパネリストが参加、それぞれが抱える特性と課題、労組としての対応について議論を深めた。JR西労組からのパネリストは、技術と意識に石川茂氏(明車)、内田通氏(天電)、甲田直孝氏(電気システム労組)を、労組の役割では杉原清道氏(本部書記長)。シンポジウムの詳細は、JR西労組ニュースを参照されたい。

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