13日、JR西労組の森正暁委員長(2万7千名)をはじめ三労組の代表者は、JR福知山線再開に向けての到達点や経緯について、共同記者会見を開いた。
森正暁委員長は同日、JR西日本からの「19日頃の運転再開」に関する諸条件を受けて、「(大筋)了承した」とする三労組の見解を表明した。
運転再開には、ご遺族・重軽傷者への誠意ある対応および沿線住民への安全性担保を前提として、当面来年3月ダイヤ改正までの制限速度の引き下げ(その後は利用者の意見などを反映)、停車・余裕時分の確保、14日から5日間にわたる乗務員の線見、試験・訓練運転の実施などで、8日、JR西日本に申し入れた回答および見解として了承した。
またご遺族の感情などに配慮して、事故を起こした列車番号「5418M」を永久欠番とすることも求め、JR西日本も同意した。
併せて8日に具体的議論として申し入れた「安全性向上計画に関する三組合共同申し入れ」については、安全確立はもとより企業風土の再構築に向けて鋭意協議が進んでいる。
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