2005年6月8日
西日本旅客鉄道株式会社
代表取締役社長 垣 内 剛 殿
西日本旅客鉄道労働組合
中央執行委員長 森 正 暁
国鉄労働組合西日本本部
執行委員長 上村 隆志
建交労西日本鉄道本部
執行委員長 山本 恵三
5月31日、安全性向上計画を私たち三組合の合意のもと、国土交通省に提出してきました。
JR福知山線の運転再開について、ATS−P型の設置工事も完了し、国土交通省の検査も予定されていると認識していますが、これまでの臨時労使安全会議での私たちの再開ダイヤに関しての意見反映を検証する意味でも、下記の内容について申入れを行いますので誠意ある回答を求めます。
1.運転再開に際して、ご遺族、沿線住民に誠意ある対応を図られたい。
2.JR福知山線の運転再開にあたっては、安全確保とご利用になられるお客様の不安解消、そして事故発生線区を乗務する乗務員の精神的な動揺を軽減する意味から以下の内容を反映されたい。
(1) 制限速度に関しては、当分の間、従来の制限速度を下回った速度とされたい。
(2) 再開ダイヤについては、ダイヤ安定のため、停車時分、余裕時分を確保したものとし、ダイヤを提示されたい。
(3) 乗務員の再開時の線見について、新たなATS−P設置箇所など設備面での新たな運転環境の習得を含めた訓練となるよう行われたい。
3.運転再開に向けた今後のスケジュールについて明らかにされたい。
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