JR西労組として心より亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族のみなさまに対してお悔やみ申し上げます。また、負傷をされた皆様、被害にあったマンションにお住まいの方々に対して心よりお見舞い申し上げます。
事故発生約3時間後に、大阪支社天王寺車掌区において、社員互助会ボーリング大会が開催されたことが5月4日に判明した他にも、本日、言い訳の出来ない、多くの事実が明らかになりました。
事故直後から人命救助活動が行われる中、例え勤務時間外とは言え、一部の参加者が事故の重大さを認識する中で、ボーリング大会が続行され、その後懇親会までが開催されたことなど、度重なる弁解余地のない事象が発覚することについて、誠に残念であり、労働組合として、重大に受け止めており、深くお詫び申し上げます。
参加した組合員、そして私たちが、亡くなられた方々、ご遺族、負傷された方々そして利用者の皆様に対する背信行為だと指弾されても、弁解の余地はありません。
JR西日本が安全・安定輸送を確立するためには、このような危機管理、職場管理体制ではなしえないと言わざるをえません。
責任労働組合として、私たち自身の襟を正すことは勿論のことですが、JR西日本の体質も改善し、危機管理体制の再構築を果たし、JR西日本の安全、鉄道の信頼を取り戻す不退転の決意を表明するものです。
2005年5月6日
西日本旅客鉄道労働組合
(J R 西 労 組)
中央執行委員会
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