5月4日9時30分より、中央本部会議室において記者会見を行いました。
冒頭、森正暁中央執行委員長は、亡くなられた方々への哀悼の意と負傷された方々へのお見舞いの言葉を申し上げると共に、このような重大事故を起こしたことについて、責任労働組合として、お詫びを申し上げた。
会見では、5月3日に当該列車に乗り合わせた組合員について、会社が誤った報道を行ったことを明らかにすると共に、事故発生後の会社の職場管理、危機管理意識について、強い怒りを表明しました。
鉄道員として救助活動に参加しなかったことについては残念な思いを述べましたが、特に事故直後から当該組合員から連絡を受けたにもかかわらず、会社は事故現場に残り、救出活動に携わることを指示せず、更には当初の予定通り乗務させたこと、そのような勤務を優先した会社の体質に対して強い怒りを表明しました。
また、労働組合の機能の一つであるチェック機能を果たすためにも、会社が発表した事実と異なる報道については、知りえる範囲の中で調査し、報道関係者に対し発信することを約束しました。
最後に、現地などの対応に西労組組合員が昼夜を問わず頑張っていること、そしてGWの多客輸送期間を無事故で完遂するために懸命に頑張っていることを発信し、会見を終えました。