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2005年1月20日
■イラクの鉄道復興JR九州労組も合流道
 ー大阪発「支援の輪」拡大ー
 戦乱で荒廃したイラクを鉄道から復興させようと取り組む「イラク鉄道復興・人道支援会議」(議長=森正暁JR西労組執行委員長)に、JR九州労組(福岡市、船津寿幸執行委員長、約8700人)と国労九州本部(同、飯田信広執行委員長、約960人)が加盟することを決めた。大阪発の取り組みが全国レベルに波及した形で、両労組の合流で組合員数は計4万人規模となる。17日に同市内で三者合同の会見を開く。
 同会議は昨年9月、JR西労組と国労西日本本部(上村隆志執行委員長)の連携で設立。イラク側の要望を把握するためにイラク大使館の訪問などを続けており、治安安定後には各種機材の提供や人材の現地派遣などを視野に入れている。
 JR九州労組と国労九州本部によると、昨年11月以降西日本側から協力の呼び掛けがあった。JR九州労組は「目指す方向が同じだったので参画を決めた」。国労九州は「声が掛かった時点では、イラク情勢を考えると協力は不可能だと言う声が多かったが、『鉄道復興』という趣旨に賛同した」と経過を説明している。
「まだ入り口の段階」(国労九州)というように、両労組とも具体的な取り組みは白紙の状態だが、今後の展開で要請などが生じれば応じていく姿勢は一致している。
森議長は「大阪発の取り組みが九州の参加を得て、今後は東京も巻き込んで全国に広がったいくのではないか」と期待感を示している。
 また、同会議は14日までに、大阪市内ホテルで2月上旬に開く集会に、ガーニム・アルジュマイリ駐日イラク大使はイラク側の要望や同会議への期待などを講演する予定だという。

(大阪日日新聞 1月15日)


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