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2004年7月26日

■第16回定期大会運動方針を決定
 -平和への貢献を模索-
 衆参国政選挙で得た市民権をフル活用しよう---。
第16回定期中央本部大会が14日から3日間、街づくりと鉄道政策の融合をリードする舞鶴市で開催された。
 出席者は来賓や代議員、傍聴者などで連日500名を超えた。森委員長は大会冒頭、舞鶴市の歴史を踏まえ「イラク情勢の安定とともに鉄道技術者を派遣し、経済発展に貢献したい」とする見解を表明、レセプション会場もその歴史を見守った「赤れんが倉庫群」で開催するなど、大会はあらためて平和への希求に呼応した。一部役員補充では、副委員長に倉橋源太郎氏(京都地本委員長)を選出するとともに、向こう1年間の運動方針を満場一致で決定した。
鉄道政策の実現は国政との連携不可欠
 森委員長は大会冒頭、衆参の国政選挙を振り返って「鉄道政策の実現には三日月衆議をはじめ国政との関わり・連携が不可欠」として、積極的な政治への関与とJRみかづき会の発展を訴えるとともに、安全安定輸送、組織問題、地域活性化対策に所信を表明した。

また、平和を希求する労働組合の国際貢献の一例として、「(イラク情勢の安定を前提に)鉄道技術者の派遣や機材の調達など、他労組へも問題提起を行ない協力したい」とする世界平和へ向けて、新たな一歩を印す決意を投げかけた。

執行部提案全て採択-運動方針59名が問題提起
 大会は1日目に経過と決算などを承認。2日目午前中に橋本書記長から運動方針と予算案の提起をうけて全体討論。同日午後から組織・財政及び業務の各小委員会を開催し代議員の意見を担保、3日目は全体討論を踏まえて全ての執行部提案が採択される。

運動方針骨格は、5年目を迎える賃金昇進制度の検証と見直し、05春闘での(従来の要求に加えて労働協約での賃金関連項目を踏まえた)総合生活改善闘争への位置付け、21世紀鉄道ビジョンを反映する地域活性化への取り組み、信頼される安全・安定輸送の確立、次代を担う運動の継承と90%組織の早期達成など。

 運動方針に対して、全体討論では14名、組織財政小委員会で24名、業務小委員会で21名の合計59名が問題提起。内、青女委からは15名が発言した。各担当部長の見解と橋本書記長の集約答弁を踏まえて満場一致で可決、「元気印JR西労組」の新たな闘いは稼動した。


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