JR西労組の運動方針 WEST UNION
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JR西労組中央本部青年女性委員会

常任委員会 名簿

役 職
氏 名
性別
所属地本・総支部
職 場
委員長 川端 準一 男性 京 都 JR西労組中央本部(京都電車区)
副委員長 枡田 哲也 男性 本社総 東京指令所
副委員長 白壁 靖子 女性 本社総 総合企画本部 カスタマー企画推進室
副委員長 川原 孝義 男性 神 戸 支社輸送課
事務長 福本 英治 男性 岡 山 JR西労組中央本部(岡山運転区)
常任委員 柏 幸浩 男性 金 沢 金沢列車区
常任委員 水口 博康 男性 京 都 みやこ列車区
常任委員 伊東 欣陳 男性 大 阪 天王寺車掌区
常任委員 中本 淳也 男性 和歌山 和歌山駅
常任委員 鳥住 彰伸 男性 神 戸 姫路列車区
常任委員 野垣 克彦 男性 福知山 篠山口鉄道部
常任委員 堂屋敷 光 男性 岡 山 せとうち地域鉄道部 福山電気管理センター
常任委員 安野  渉 男性 米 子 後藤総合車両所
常任委員 芦田 愛美 女性 広 島 広島鉄道病院
常任委員 重松 快彰 男性 福 岡 博多総合車両所(本社車両部 兼務)
常任委員 柴田 陽介 男性 西バス 西日本JRバス 大阪北営業所
常任委員 石川  傑 男性 中バス 中国JRバス 広島支店
常任委員 西山 里子 女性 本社総 大阪鉄道病院

第15回定期委員会 委員名簿
番号
所属単組
氏 名
性別
役 職
職 場
1 金沢地本 北村 一樹 男性 地本副委員長 福井運転センター
2 沓掛 勇介 男性 地本副委員長 富山運転センター
3 平野 政宏 男性 支部事務長 福井運転センター
4 谷口 誠志 男性 支部委員長 金沢列車区
5 西谷 将一 男性 支部委員長 七尾鉄道部
6 平野 暁子 女性
金沢駅
7 京都地本 井上 宏樹 男性 支部常任委員 米原列車区
8 岡田 吉雅 男性 支部委員長 京都電車区
9 亀山 携史 男性 支部常任委員 京都車掌区
10 伊藤 剛史 男性 支部副委員長 千里丘駅
11 庄野 真也 男性 地本副委員長 湖西保線区
12 小森 和也 男性 地本常任委員 京都電車区
13 高山 智和 男性 地本事務長 草津電気区
14 松村 絵梨 女性 地本常任委員 吹田電気区
15 大阪地本 若田 俊介 男性 支部委員長 京橋電車区
16 筆野 荒忠 男性 支部常任委員 京橋電車区
17 小野 正博 男性 支部常任委員 大阪保線区
18 田中 暢一 男性 支部委員長 奈良電車区
19 永井 明親 男性 支部副委員長 奈良車掌区
20 小縄  徹 男性 支部事務長 奈良車掌区
21 赤井 亮介 男性 支部事務長 新大阪駅
22 床並 修至 男性 支部副委員長 大阪車掌区
23 中西 誠二 男性 支部副委員長 尼崎電車区
24 荒木 真一 男性 支部副委員長 天王寺駅
25 道井 隆之 男性 支部委員長 天王寺電車区
26 山崎 千夏 女性 支部常任委員 天王寺電車区
27 高畑めぐみ 女性 地本常任委員 大阪西車掌所
28 内田  通 男性 地本委員長 天王寺電車区
29 瀧井  悟 男性 地本副委員長 大阪新幹線運転所
30 黒田 尚敏 男性 地本常任委員 大阪新幹線運転所
31 島 武史 男性 地本事務長 宮原総合運転所
32 大西 広紀 男性 地本常任委員 京橋電車区
番号
所属単組
氏 名
性別
役 職
職 場
33 大阪地本 川野上 誠 男性 地本常任委員 森ノ宮電車区
34 木村 一生 男性 地本常任委員 奈良電車区
35 和歌山地本 迫原 良介 男性 地本委員長 和歌山列車区
36 坂口 利充 男性 地本副委員長 和歌山列車区
37 脇村 誠規 男性 地本副委員長 和歌山電気区
38 鈴木  舞 女性 地本副委員長 和歌山列車区
39 神戸地本 福永  郁 女性 地本副委員長 姫路列車区
40 藤本 義聖 男性 地本事務次長 明石電車区
41 岡   守 男性 地本常任委員 加古川保線区
42 近藤  毅 男性 地本常任委員 明石車掌区
43 杉本 正樹 男性 支部常任委員 三ノ宮駅
44 森口 彩子 女性 支部常任委員 明石車掌区
45 池上 真弘 男性 支部事務長 神戸電気区
46 道上 雄介 男性 支部執行委員 明石電車区
47 福知山地本 上田 太一 男性 地本副委員長 支社 輸送課
48 川村 明子 女性 地本副委員長 福知山運転所
49 尾上 和広 男性 地本事務長 福知山運転所
50 岡山地本 笠井 耕一 男性 地本副委員長 津山鉄道部
51 泉  新司 男性 地本副委員長 岡山運転区
52 東條佳緒里 女性 地本常任委員 せとうち地域鉄道部
53 松本 朗裕 男性 地本常任委員 岡山保線区
54 米子地本 舩木 健史 男性 地本副委員長 後藤総合車両所
55 秋田 秀貴 男性 地本副委員長 米子運転所
56 高木 千穂 女性 地本副委員長 支社 営業課
57 広島地本 金子 慶昭 男性 地本委員長 支社 人事課
58 川嶋 仁久 男性 地本副委員長 支社 営業課
59 堀島千紗子 女性 地本副委員長 広島鉄道病院
60 長岡 哲平 男性 地本副委員長 下関車両センター
61 河村 達彦 男性 地本事務長 岩国運転区
62 千代延佳恵 女性 地本常任委員 広島鉄道病院
63 菅  敦史 男性 地本常任委員 広島運転所
64 沓野 文彦 男性 地本常任委員 下関乗務員センター
65 福岡地本 古田 徳幸 男性 地本委員長 福岡工務所
66 加来 孝介 男性 地本副委員長 博多総合車両所
67 江藤 沙紀 女性 地本常任委員 小倉駅
68 西バス地本 三谷 勝洋 男性 地本委員長 大阪北営業所
69 東  直哉 男性 地本副委員長 大阪北営業所
70 的手 智子 女性 大阪北営業所
71 中バス地本 眞加部晃好 男性 地本委員長 岡山支店
72 田部 貴志 男性 地本副委員長 広島支店
73 綾部 知子 女性 広島支店
74 本社総支部 田村樹志雄 男性 総支部委員長 人事部
75 覺井 浩一 男性 総支部副委員長 総合企画本部
76 畑岡真紀子 女性 福知山線列車事故対策審議室
77 曽我 幸栄 女性 開発本部
78 藤村 佳代 女性 大阪鉄道病院
79 井村 大智 男性 総支部常任委員 東京指令所

JR西労組中央本部青年女性委員会
第15回定期委員会
○はじめに
  2005年4月25日、私たちJR西労組青年女性委員会にとって忘れてはならない日となりました。午前9時18分、JR福知山線、宝塚発同志社前行き快速電車が塚口〜尼崎駅間において、70km/hの制限速度を超えて脱線転覆し、107名の尊い命を奪い、500名を超える負傷者、そして多くの方々の心に傷を負わせる大惨事を発生させてしまいました。
 お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りし、お身体や心に傷を負われた方々の一日も早いご快復を心より願って止みません。
  今回の事故により、日頃よりJRをご利用いただいている皆様に対して信頼を裏切る事故を起こし、鉄道の安全を大きな不安を抱かせることとなったことについて、私たちは今一度、鉄道の原点ある安全を見直し、信頼回復に向けた努力を続けていく必要があります。JR西労組青年女性委員組合員全体で、安全を再構築して行きましょう。

  私たちJR西労組青年女性委員会は、2005年10月1日現在、6,944名(男性5,860名・女性1,084名)で、JR西労組の約27%を占めるまでとなりました。
 「明るく・楽しく・元気よく」をキーワードに、各地本・総支部、支部、分会における青年女性委員会の組織整備や仲間作り、自主的かつ自立した青年女性委員会独自の活動に重点を置き、各級機関から指導も受けながら青年女性委員会活動を創り上げてきました。
 このような活動の中、今年11月に開催された「第17回定期中央本部大会」で運動方針のキーワードに「次代への継承」が再確認され、各級機関で様々な活動がスタートしています。特に、「総合労働協約改訂交渉」では、青年女性委員会に関わる問題の大幅な改善・前進、「ユニオンカレッジ」では、ニューリーダーコースの新設、大幅な内容変更など、「次代への継承」の具現化が進んでいます。
 これから青年女性委員会は、今まで以上にさらに一歩進んで行動し、今後さらに青年女性組合員が増加することを強く意識・自覚しながら、「全体の運動を創っていくのだ!!」との「自覚」を持ち、そのための努力をしていくことが必要になります。
 また、組織問題は、関わらずに済む問題として、避けていては何も解決しません。正しい歴史認識を持ち、むしろその「歴史」があるから今のJRや労使関係があることを正しく認識しながら、将来の運動を託される私たち青年女性委員会の視点で考え、積極的に行動していくことが必要です。
 職場環境や労働条件の改善も進めていかなければなりません。「総合労働協約改訂交渉」で大幅に改善・前進しましたが、まだ完全とは言えません。これからも、男性と女性が共に活き活きと働き続けることができる職場環境や制度・条件、個々人の意識改革を含めた職場の雰囲気をつくりあげていくことが大きな課題です。先頭に立って組合員の意見を集約しながら、中央本部、地本・総支部、支部、分会といったそれぞれの単位で積極的に取り組んでいくことが求められています。
 また、職場の将来展望、地方ローカル線の存続・活性化の課題、安全問題や技術・技能の継承の課題なども、今後のJR西日本の経営を大きく左右する重要な課題であり、すべて将来の私たちの家族や生活、労働条件を大きく左右する問題です。日々の仕事はきっちり責任を持って遂行しながら、労使交渉という意思疎通・決定の場に私たち青年女性組合員の考えや意志、願いや思いを反映させていくための行動と、そのための努力を続けていかなければなりません。

 そして今年度は、小泉総理大臣が、郵政民営化法案の是非を問うのみの「郵政解散」を行い、滋賀3区から再び私たちの先輩である「三日月大造氏」を国会に送り出すための行動を展開しました。結果は、266票の僅差で小選挙区当選し、再び国政に送り出すことが出来ました。

 私たちは、安全を再構築し、よりよい会社・職場と社会・地域の実現を目指し、様々な課題に真正面から取り組み、JR西労組運動を共に創り上げていこうではありませんか。

○活動の基調(サブスローガンに込められた思い)
<サブスローガン>
1 私たちの行動で「安全」を再構築しよう!
私たちは、公共交通機関を支える一員として日々、仕事をしています。5月31日、JR西日本が国土交通省に提出した「安全性向上計画」はJR西日本労使のマニフェストです。「安全」は他人に任せるわけにはいきません。私たちの行動で安全を再構築していきましょう。
2 新たな飛躍に向けて青年女性委員会で次代を切り拓こう!
21世紀を良くするのも、悪くするのも私たちの行動にかかっています。私たちの発想をフルに発揮し、新たな飛躍と次代を切り拓いて行きましょう。
3 JR西労組運動を継承し、夢と信念をもった運動を展開しよう!
「私たち青年女性組合員の時代」はもう始まっています。私たちには、私たち自身が胸を張って誇れる、「JR西日本で働いてよかった!」「この職場はすばらしい!」と言える会社や職場を創り上げていく「責任」があります。そのために、私たち一人ひとりが夢と信念を持ち、JR西労組運動に結集させ、行動していきましょう。
4 未来を見つめ、みんなの力で夢を叶えよう!
「労働組合」は、私たちの夢やライフプランの実現をサポートしていくための組織です。まずは、私たち一人ひとりが「どういう人生を歩みたいのか」「どんな仕事がしたいのか」を明確に描き、その実現に向け、共に考え、サポートし合える青年女性委員会を創っていきましょう。
JR西労組「第17回定期中央本部大会」で確認した本年度の運動方針の柱

1.「安全性向上計画」の実行を検証し、現場実態に基づき、積極的な問題提起で、安全・安定輸送の確立

 5月31日、JR西日本が国土交通省に提出した「安全性向上計画」は西労を除く、JR西日本労使が、JR宝塚線事故の被害者、御遺族、そして社会に対してのマニフェストとして策定したものであり、計画を策定した精神に則り実行していくことが、私たちに課せられた使命です。そして、私たちJR西労組の理念である「対立と協力」は、安全問題こそ徹底して会社と対峙すべきであることをあらためて心に刻み、取り組みを進めて行かなければなりません。私たち働く者の強みは現場を知っていることです。安全確保について本社・支社での机上の議論ではなく、現場の実態を示すことでその改善を進めていかなければなりません。そして、私たちが進める企画提案型運動に基づき、「どうすればより安全を確保できるのか」の視点を持って、会社に対して健全に問題提起、改善要求を行い安全で、安定した輸送の提供を確立していきます。
 また、身近な日常的な安全課題に対する労使での課題認識の共有化と安全対策強化の観点から、「安全衛生委員会」をより活用した取り組みも引き続き展開していきます。

2.変革・改革の時期、次代を担う人材の育成とJR西労組運動の責任ある継承・発展の取り組み

大量退職とともにJR採用者の比率が年々拡大し、青年女性組合員の比率も約25%を超えるに至っています。また、契約社員の導入拡大や、鉄道職採用などの導入により、組合員構成も大きく変化する中、「継承」をキーワードとし、教育活動や職場活動の充実もより一層求められてきています。JRになってから採用された組合員も、名実ともにJR西労組運動の中核メンバーとして、運動の牽引役を担ってきている状況となっています。
JR西労組は、これまでイデオロギーを排し、「対立と協力」を基軸に、真に組合員の負託に応え、責任ある運動の展開を積極的に行うことで、健全で安定した労使関係を構築してきました。今後のJR西労組運動の発展を託すリーダーの育成を全組合員で取り組むとともに、これまで私たちが経験した国鉄時代の苦い思いも踏まえ、国鉄改革の原点を見失うことなく、「対立と協力」に基づく、健全なJR西労組運動を次代に責任を持って継承する取り組みを一層、進めていきます。

3.組織率90%に近づいた組織率を基盤に『ステップ21』の具現化など、「力と政策」に基づいた
企画提案運動の実践、展開

私たちは、急速に変化する今日的な私たちを取り巻く環境を分析し、私たちの進むべき道を新しい中期運動指針「ステップ21」として策定しました。中期政策ビジョンとして、その内容を全組合員で共有化し、具現化する取り組みを図ってきています。本来、本定期中央本部大会で取り組みと成果の検証を踏まえ、中間総括を行うこととしていましたが、JR宝塚線事故を踏まえ、あらためて安全を基軸に据えた視点でこれまでの取り組みを検証し、来年の第18回定期中央本部大会において、中間報告をまとめていくこととします。

特に、地方ローカル線の活性化、大量退職と厳しい要員展望、非正規社員の増加、グループ企業への外注化など環境の大きな変化を的確にとらえながら、社会的な問題提起も含め、重要課題に対して積極的に働く者の側からの責任ある企画提案運動を展開し、課題の解決、前進に取り組むこととします。

4.一企業一労働組合に向けたさらなる組織の充実・強化・拡大

国労の「1047名雇用問題」について、今年9月に鉄建公団訴訟の判決が出され、新たな局面を迎えています。昨年12月の最高裁判決により、上告棄却され、司法における問題解決の道を閉ざされ、まさに八方塞がりの状況にありましたが、今回、鉄建公団訴訟の東京地裁判決において、慰謝料の支払いを命ずる判決が出されたことで、国労内部での組織的動向に注視が必要と考えています。また、JR総連、東労組は相変わらず、組合員不在の本部派・嶋田派の対立が引き続き、JR西日本においても、西労は事故発生直後から安全問題と言いながら、臨時労使安全会議にも出席せず、事故に乗じて、マスコミを利用した西労の会社批判と宣伝活動は何ら建設的なものではなく、JR西日本に働く私たちに不快感と今更ながらの不信感を増幅させ、今日に至っています。JR労働運動の民主化のためにも、組織動揺が生じている他労組組合員に対し、何が私たちの生活を守り、社会的・経済的地位の向上に繋がる運動なのかを訴え、組織拡大行動を展開し、一企業一組合に向けた取り組みを強化していかなければなりません。

また、「分会活動の手引き」などを有効に活用し、「対立と協力」を基軸とする運動理念を次代に継承し、大きく変化する職場の組合員構成を踏まえた組合活動の充実を図る必要があります。とりわけ青年女性組合員に対して世話役活動の重要さと魅力ある労働組合活動の継承にむけ、引き続き、各級機関役員との連携を強化し、組合員と家族に信頼される、魅力あるJR西労組の組織、運動づくりに取り組んでいきます。

5.危機に直面する地方ローカル線と駅を活性化し、地域振興を図る交通政策の実現にむけた積極的な取り組み

 私たちはJR西日本の路線の半分以上を占めるローカル線問題を中心に、地域活性化運動を積極的に展開してきています。しかしながら、鉄道運輸収入は8期ぶりに下げ止まったものの、とりわけ地方路線における減収は極めて厳しい状況にあると言えます。こうした状況から、地方ローカル線に向けられる目が今まで以上に厳しくなることは必至です。高齢化社会において人と環境にやさしい公共交通機関である鉄道を地方の財産として活かし、JR連合が策定した「自動車に過度に依存しない、持続可能な交通体系作り」を目指した「21世紀鉄道ビジョン」の具現化に向け、自治体、社会に対する意見提言や会社との協議など危機意識を持った運動の展開を図っていきます。

○具体的な取り組み
0 安全・安定輸送確立の取り組み
4月25日、107名の尊い命を奪い、500名を超えるお客様に負傷を負わせることとなった今回の事故発生に関して、私たちはこれまでのJR西労組運動の取り組みを今一度、振り返り真摯な反省の上に立って、今後の取り組みを図っていかなければなりません。

 特に業務・交渉関係では、私たちが基調とする「対立と協力」の理念を全組合員が今一度確認し、安全に関して現場の実態をもとに労働組合としてのこだわりをもって会社に対応していかなければなりません。

青年女性委員会としても、安全の再構築に向けて、JR西労組の方針に沿って行動を展開します。

第17回定期中央本部大会で決定した方針
(1) 「安全性向上計画」について
 5月31日に策定された「安全性向上計画」は、JR西日本がご遺族、事故により負傷された方々、お客様、そして社会に対しての公約として策定されたものであり、JR西日本で働く私たちは、この計画を確実、着実に実行していくことが私たちの社会的信頼の回復であり、求められている行動です。

JR西労組としても、「安全性向上計画」が「絵に描いた餅」にならないよう現場実態に基づいた検証活動を行っていかなければなりません。

JR西労組独自の安全点検活動をはじめ、3組合共同での検証委員会活動に取り組んでいくこととします。

特に乗務員の再教育問題については、来春を目途に再教育を受けた組合員を中心に検証アンケートを実施するよう3組合検証委員会の中で提起していきます。

(2) 人材育成・教育関係について
人材育成・教育関係については、指導者の配置を含め、事故後行ってきた要員措置の検証を行っていく必要があります。特に、工務系統、車両系統においては、指導要員の議論を含め、議論が尽くされていないところがあるため、第17回定期中央本部大会以降、部会との連携を強化し、すみやかに労使協議を徹底していくこととします。

また、今回集約したL、M組合員アンケートなどをもとに、教育の前提となる職場におけるコミュニケーションや指導のあり方など風通しのよい職場の風土改革に向けての問題提起を行っていきます。

(3) 保安設備整備について
 保安設備整備に関する要求については、すでに予算措置のあり方を本部・本社間において協議した上で、地方協議に移っていますが、協議内容の実行について検証していく必要があります。
(4) 安全・安定輸送に向けたダイヤ改正について
ダイヤの適正化については今秋のダイヤ改正において、できる線区から進めてきていますが、来春のダイヤ改正に向けて、実態に基づいて停車時分、運転時分、余裕時分など所要時分に関しての抜本的な協議を行い、運転曲線上の最高速度について余裕のある設定となるようにJR西労組としての主張を行っていくこととします。
(5) 今後の安全に関わる業務課題
安全性向上計画には含まれていない課題に関しても、現在の運用実態を踏まえた労使協議を行っていくこととしますが、当面する課題としては、以下の課題認識を持って本部の取り組みを進めていくこととします。
@ グループ会社における安全を担う人材育成について

A ジュニアカレッジ、カレッジの研修内容、運用ルートなどのあり方

B 社員研修センターにおける安全教育の検証

C 安全衛生委員会における審議内容の検証

D 乗務員作業標準の検証          など

1「ステップ21」をより具現化する取り組み

青年女性委員会は、私たちの将来に直結する中期ビジョン「ステップ21」の策定に積極的に関わってきました。そして、「ステップ21」が策定され、3年が経過をしました。青年女性委員会としても具現化に向けた取り組みの進捗状況の確認を行いながら、私たちが中心となって活動していかなければならない次代が近づいて来ていることを認識し、今まで以上に「本気」で具現化に向けた取り組みを行っていくこととします。

具体的には、しっかりと組合員同士のコミュニケーションを取り、問題意識の共有化を図り、基本組織と青年女性委員会という「枠」を越えた活動や取り組みを実践し、「この会社で働いて良かった!!」「JR西労組で良かった!!」と思えるような活動を展開していきます。

ステップ21とは・・・

JR西労組は、「受付処理型」の運動から脱却し、自ら考え行動する「企画提案運動」を進めています。

JR西労組の企画提案運動を進めるにあたり、2002年7月に策定したビジョンが、「ステップ21」です。

2「男女共同参画社会」実現に向けた取り組み
(1) 男性と女性が共に活き活きと働ける労働環境づくり

2005年10月現在、1,084名の女性組合員が活躍しています。男女雇用機会均等法や労働基準法の改正により女性が活躍する職種や職場は飛躍的に増加し、育児介護休業法の改正など、仕事と家庭を両立させるための法整備も進んでいます。

とはいえ、ソフト・ハード両面の職場環境や結婚・出産・育児・介護など重要なライフステージを経験しながら仕事を続けることをサポートするための各種制度や労働条件は十分とはいえず、“一生安心して活き活きと働き続けたい”という女性組合員の声が日増しに強くなってきています。

今後は、これまで以上に女性組合員の意見や要望を集約していくと共に、JR連合の「単組女性代表者会議」を始めとした各種女性の勉強会にも積極的に参加し、他単組・他産別の制度を勉強しながら、「総合労働協約改定交渉」を始めとする女性関連の労働条件を整備・改善・向上させると取り組みを行っていくとともに、現在整えられている制度の周知も十分とは言えないことから、各種勉強会などを通じて、積極的な啓蒙活動を行っていきます。

また、「次世代育成支援対策推進法」行動計画の実行についてはこれまで同様、会社と協議を行い、確認していきます。

(2) 男性と女性が共に創る青年女性委員会活動

男女共同参画社会実現に向け、各種労働条件を向上させていくためには、男性と女性が共に現状と課題を理解し、共に労働組合活動に参加し、その様々な活動を通じて意見や要望等を出し合って集約していくことが重要であり、それを実現するための取り組みを行っていくことが不可欠です。

「男性と女性が共に創り、参加・参画する青年女性委員会」を目指し、引き続きイベントや教育の実施と充実を図るとともに、女性役員の積極的な育成を図ります。

3 身近で、楽しい青年女性委員会づくり
(1) 支部・分会青年女性委員会の整備と世話役活動の充実


JR西労組運動や、青年女性委員会活動を少しでも「楽しくて、身近なもの」として感じてもらうために、引き続き青年女性委員会が一定人数所属する支部、分会の青年女性委員会組織の整備と活動の充実を図っていきます。
 本年度は、多くの支部、分会で新たに青年女性委員会が結成され、レク活動や勉強会をはじめとする各種取り組みを行ってきました。それらの取り組みを通じて活動内容の浸透や、種々の活動に対する参画、情報伝達や広報活動の充実、先輩・後輩・同期といった人間関係の構築と、一人一人の組合員とのコミュニケーションを大切にし、悩みへの対応などのよりきめ細やかな世話役活動の充実を図っていきます。
 また、基本組織の執行委員を務める青年女性組合員も増えてきました。青年女性委員会の枠だけでなく、JR西労組運動のリーダーとなるべく、思いや実務の継承にも取り組んでいきます。

(2) 新入・転入組合員に対するフォローの充実


青年女性委員会の大きな役割の一つに「新入組合員」の加入、歓迎のための取り組みがあります。共に働き、活動する仲間づくりのために、青年女性組合員の意見をより大きな声・チカラにするために、希望や不安を抱いて入社する新入社員の気持ちを感じ取り共に働く仲間として暖かく迎え入れることは大変重要です。新入社員全員の加入実現に向けて取り組むと共に新社員向けPRパンフレットや「YOU’S」特集号の作成をするほか、各職場へ配属後の歓迎レクリエーションや勉強会等を実施するほか、転入組合員の歓迎会等のフォローを行っていきます。

また、20歳を迎える青年女性組合員に対しては、JR西労組としての「記念品(印鑑付ボールペン)及びメッセージ」を作成、進呈する取り組みを行い、各地本では地本主催の「成人式」等のセレモニーの実施を引き続き要請します。

(3) 中央本部主催のレクリエーションの開催
中央本部は各地本・総支部と協力しながら、「地域住民との交流」を目的に「Jフェスタ」の開催、「組合員の仲間作り」を目的とした「ユーススピリットin和歌山」を開催してきました。今後も「組合員同士の交流」を目的とした「レクリエーション」を企画、開催することを検討します。
(4) 情宣活動の充実

青年女性委員会情報誌「YOU’S」と「YOU’S Mailnews」

の発行・配布活動

中央本部では、業務に関わる情報の紹介や青年女性委員会に関わる情報を各地本・総支部、支部、分会に発信し、全青年女性組合員に周知できるように「YOU’S」を随時発行してきました。また、正確でよりスピディーな情報を提供するために、「YOU’S Mailnews」の発行もおこなってきました。

引き続き、中央本部主催の各種行事の開催予定や、各種業務課題に対する取り組み、各支部、分会青年女性委員会の紹介などを掲載し、みなさんに親しみをもってもらえるような編集、発行、送付、配布、掲示等についても工夫し努力をしていきます。

また、青年女性委員会の活動をJR西労組組合員全体に知ってもらうための取り組みとして、JR西労組新聞・JR西労組ニュースへの投稿も引き続きおこない、一人でも多くの組合員に青年女性委員会の活動を知ってもらえるような取り組みを展開していきます。


「ホームページ」の活用 

現在、より一層充実したJR西労組のホームページの中に、青年女性委員会の情報発信ページ「青年女性委員会かわら版」を設けています。内容は、今後の活動紹介や、イベントや行事情報の提供を楽しく見ていただけるように、写真もたくさん使って掲載しています。また「YOU’S」「YOU’S Mailnews」のバックナンバーも掲載し、みなさんに情報提供を行っています。

これからの課題としてはより多くの青年女性委員会のみなさんにこのホームページを知ってもらうことはもとより、内容の充実を含め、見ていただく組合員に楽しんでもらえるように、更に努力を重ねてよりよいホームページとなるように取り組んでいきます。


各級青年女性委員会レベルでのニュースなどの発行促進

各地本・総支部はもとより、各支部、分会の青年女性委員会でも機関紙の発行に取り組んでいます。これらがより一層活性化する為の一つの手段として、中央本部主催「機関紙コンクール」を開催しています。引き続き機関紙コンクールを開催し、お互いの情報交換を行います。

4 よりよい会社と職場を創るための取り組み
JR西労組は、私たちの働くJR西日本をよりよくするために、日夜奮闘しています。そして、JR西労組をこれからも維持・発展させていくには、私たち青年女性委員会の力が不可欠です。JR西労組と会社がお互いに発展していくため、中央本部青年女性員会として、以下の取り組みを行います。
(1) 「ユニオンカレッジ」への参加と参画

今まで会社を支えていたベテランが退職されJR西日本の社員は年々減少しています。私たち青年女性組合員は、仕事で使う技術の「継承」のみならず、組合活動の「継承」についても考えなくてはなりません。青年女性組合員がこれからのJR西労組運動の一翼を担うという「自覚」のもと、私たちの中から新しいリーダーを育てるために、これまで開催してきた『ユニオンカレッジ』も継続していかなくてはなりません。         

具体的には『青年女性委員会コース』や『ニューリーダーコースJ・K』にも引き続き受講生として参加します。また、事務局としてもユニオンカレッジに参加し、教育活動の進め方について学び、組合活動の「継承」を実践する手段を学んでいきます。

(2) 中央本部青年女性委員会主催の学習会等の開催
中央ユースフォーラム」の開催

今年度は、福知山線列車重大事故の影響で開催には至りませんでしたが「中央ユースフォーラム」は、これまで「バス」「医療系統」「鉄道関連」でそれぞれ系統・職種ごとの課題や問題点等を共有化するとともに、特有のテーマについて意見交換し合いながら、「将来の会社や私たちの職場について考える場」として開催してきました。

「バス」「医療系統」は関係地本・総支部の主体的な準備により年々内容を充実し、「鉄道関連」においても活発なディスカッションが繰り広げられてきました。

今までの「中央ユースフォーラム」を見ても、青年女性委員会にとって非常に意味のあるフォーラムであるという認識のもと来年度は「中央ユースフォーラム」を開催します。

「鉄道関連」については、アンケートの結果等を検証しながら進め方を工夫していきます。また、来年度は福知山線列車重大事故を意識して「安全」について考えるものにしたいと考えています。

「医療系統」「バス」については、地本・総支部、同職種間の交流が出来る絶好の機会であることを認識しながら今後の活動につなげられるフォーラムづくりを行っていきます。(来年度の準備地本は、「医療系統ユースフォーラム」については広島地本、「バスユースフォーラム」については中国JRバス地本を予定しています。)

「第6回地方ローカル線活性化意見交換会」の開催


地方交通機関、とりわけ鉄道のローカル線がLRT化等の検討により社会的にクローズアップされる中で、私たちの「地方ローカル線」に対する取り組みも一層重要度が増してきます。

「地域社会の発展」「JR西日本の将来の経営」「私たちの職場」を考えるうえで重

要なキーワードとなる「地方ローカル線」について、青年女性委員会の視点で、そのあり方について議論し、活性化に向けたアイデア提案や実践活動を行っていくことが重要であるとの認識のもと、これまで5回の「地方ローカル線活性化意見交換会」を開催してきました。

今年度は開催に至りませんでしたが、JR西労組の「地域活性化」の取り組みを理解するとともに、地域の行政や利用者、私たちにできることについての意見交換など、内容を充実させながら来年度は開催することとします。(準備地本に広島地本を予定しています。)

「乗務員と指令員との意見交換会」の開催

引き続き、乗務員と指令員との意見交換会を開催します。

今年度は、アーバン地本と新大阪総合指令所との意見交換会を行ないましたが、来年度は、アーバン以外にも拡大できるようにしていきたいと考えています。

具体的には、各地本と調整を行い、検討していきます。


各級青年女性委員会レベルでのニュースなどの発行促進

各地本・総支部はもとより、各支部、分会の青年女性委員会でも機関紙の発行に取り組んでいます。これらがより一層活性化する為の一つの手段として、中央本部主催「機関紙コンクール」を開催しています。引き続き機関紙コンクールを開催し、お互いの情報交換を行います。

(3) 「春季生活闘争」「総合労働協約改訂交渉」を通じた青年女性組合員の要求の実現

 春の「春季生活闘争」や秋の「総合労働協約改訂交渉」は、賃金、労働時間、休日、福利厚生といった私たちの労働条件や日々の生活に大きく関わってきます。これまでも、厳しい経済・経営状況の中、JR西労組の組織力で青年女性組合員に関係する多くの成果を勝ち取ってきています。こうした労働組合の取り組みや行動に対して、青年女性委員会としても、各場面で出た声やアンケートで集約した意見をもとに、青年女性委員会の思いを実現させるべく、それぞれ参加できる単位において、積極的かつ主体的に関与・参加・参画していきます。

5 行動範囲や視野を広げるための取り組み
(1) 産別の「JR連合青年・女性委員会」活動への積極的な参加
JR連合青年・女性委員会主催「第10回ユースラリー」への参加
JR連合青年・女性委員会主催の「ユースラリー」は「1本のレールでつながった全国のJR連合の仲間との交流」を目的に開催されています。第10回のユースラリーはJR四国労組の準備の下、四国・香川県の琴平町での開催となります。第10回のユースラリーでは、福知山線列車重大事故を意識し、3日目に「安全について考える」時間が設けられています。重大事故を発生させてしまった当該単組として、JR連合の仲間達に情報を発信し、安全についてしっかり語りましょう。そして、全国のJR連合の仲間達と交流し、「元気印」のJR西労組青年女性委員会をアピールしましょう。

 「第10回ユースラリー」

 日 時:2006年1月21日(土)〜23日(月)(2泊3日)

 場 所:琴参閣(香川県琴平町) 他

 テーマ:「架け橋」

「民主化行動」への積極的な参加・参画

 JR連合が最重要組織課題として取り組む「民主化行動」に対しては、JR西労組青年女性委員会としても社会正義の観点から、また今後の健全な労働運動や労使関係を構築する観点から積極的に取り組んでいかなければなりません。

今年度も引き続き、JR総連が多数を占めるJR東日本・JR北海道・JR貨物といった会社にいる仲間に激励を行っていくとともに、各種教育やイベント、情報や資料等を活用した民主化行動の必要性や重要性を学ぶ教育等を実施していきます。具体的には、JR東日本ユニオン青年女性委員会と連携をとり、JR東日本の現状を「生」で聞けるようなものも検討していきたいと考えています。

地方協議会の組織整備
西日本エリアにおいては、私たちJR西労組青年女性委員会が先頭に立って各「地方協議会」の活動、そしてそれを通じた「地方連合会」の活動に参加・参画し、行動範囲や視野を広げるとともに、JRの労働者を代表する産別「JR連合」をしっかりアピールしていくことが重要です。今年度も引き続き、JR連合の「各地方協議会」における青年女性委員会の組織整備と、今ある組織の活動の充実化を図り、地方レベルにおける連合の諸活動に積極的に参加・参画していくこととします。

また、JR連合加盟単組主催のレクリエーション等のイベントにも、各地方協議会を通じ、情報伝達を行い、積極的に相互参加しながら身近な地域交流も促進していくこととします。

JR連合を通じた「連合中央(地方連合会)」活動への積極的な参加・参画
私たちJR西労組は、産別である「JR連合」を通じて「連合(ナショナルセンター)」に加盟しながら、より働きやすい、暮らしやすい社会を目指して全国レベルの各種政策課題に取り組んでいます。

そして連合の地方組織である「地方連合会」には、JR連合加盟各単組が地域ごとに組織する「都道府県協」を通じて参画し、青年委員会や女性委員会への役員派遣、メーデーをはじめ各種行事や選挙活動への参加などを通じて地域ごとの交流を深め、連帯を高め合ってきました。

「JR連合」を通じたこれらの活動により、大きな課題に取り組むだけでなく、今以上に行動範囲や視野を広げるとともに、より多くの仲間と交流を深めるべく、引き続き積極的な参加・参画を継続していきます。

(2) 「JR西日本連合青年女性連絡会」との連帯・連携強化
連結決算時代の中、グループとしての経営が評価される昨今、JR西日本グループ全体の発展と私たちの豊かな暮らしのために、JR西日本グループに所属する関連労組(46単組)で組織する「JR西日本グループ労働組合連合会(略称:JR西日本連合)」と、その中の青年女性委員会組織で集う「青年女性連絡会」を通じてよりよい会社づくり・働きやすい職場づくりに取り組むことが重要です。

恒例のイベントとなった青年女性連絡会主催の「交流ボウリング大会」や1年間の活動を振り返り、次年度の活動方針を決める「定期総会」に積極的に参加・参画するとともに、ユースラリー、レクリエーション等の各種イベントに相互に参加し、グループ労組の仲間とさらに交流と連帯を高める取り組みを行っていきます。

「第6回定期総会」

日 時:2005年12月16日(金)17:00〜

場 所:JR西労組中央本部会議室

(3) 社会貢献活動の実施
使用済みプリペイドカード回収ボランティアの継続実施
「使用済みプリペイドカードの回収」を通じた国際貢献活動ですが、今年も「94,519枚」(昨年76,185枚)を回収することができました。集まったカードは、JR連合を通じて「JOYCEF(家族計画国際協力財団)」へ送付され発展途上国の生活改善に役立てていただいています。

JR西労組青年女性委員会では、誰もが気軽に参加できるボランティア活動ということで、引き続き「使用済みプリペイドカード回収」に取り組んで行きます。

みんなが参加できる地域社会への貢献活動の検討・実施

今までの社会貢献活動としての具体的な実績では、「使用済みプリペイドカードの回収」を通じた国際貢献活動や「Jフェスタ」で募った募金を「吹田市緑化基金」「あしなが育英基金」へ寄付することでチャリティー活動にも参加してきました。

今後は、さらなる地域社会への貢献活動の充実を目指し、みんなが気軽に参加しやすく、みんなで出来る活動についても取り組んでいきたいと思います。

具体的な内容については、みんなで議論・検討していき、地域社会への貢献を目指した活動を展開していきます。

6 政治活動への参画について
(1) 基本方針
私たちの運動の理念・政策・目的などに理解を示し、支持・賛同する議員との関係を強化し、政治的課題の解決にむけて取り組むこととします。
(2)
政治活動の考え方
政治活動は「非自民・反共産」を原則として、連合、JR連合の政治路線を基本に取り組むこととします。

議員および政党とのつながりは、政治的課題の解決を目的として、JR西労組の綱領、運動方針、政策課題に理解を示し、支持・賛同する者との協力関係を強化します。

国政選挙への対応の考え方

  1. JR西労組の政治の基本方針、当面する政治活動の考え方を前提に、取り組みを進めます。

  2. 選挙活動は、組織内において混乱を生じさせないことを最優先し、組織の団結とJR西労組の発展を第一義に取り組みます。

  3. 「政治対策委員会」を継続して設置し、具体的対応を協議しながら取り組みを進めます。

  4. 組織面に次いで、推薦候補の基本方針を重視することとします。

  5. 組織内議員を抱える労働組合として、社会的責務を認識し推薦候補必勝の取り組みを展開します

<推薦候補の基本方針>
  1. 連合・JR連合の推薦候補とします。

  2. 過去の経緯を尊重しつつ、JR西労組の綱領・運動方針に賛同する政治家個人を、推薦します。

  3. JR西労組の方針に基づき地方本部が推薦する候補者は、中央執行委員会で組織としての推薦を決定します。

政治顧問について
  1. 今後も三日月衆議院議員を「政治顧問」として、組織内での政治活動に参加、アドバイスをしてもらうこととします。

  2. 政治団体「JRみかづき会」と連絡体制を強化し、三日月大造衆議院議員の政治活動について、可能な限り協力を行っていくこととします。

地方選挙への対応の考え方
 私たちの地域活性化の取り組みなど、JR西労組議員団会議との連携を深めながら、私たちの政策課題の解決のために積極的に取り組むこととします。
<推薦候補の基本方針>
  1. JR西労組議員団会議の会員が立候補する場合は、組織内公認候補として全力で選挙を進めます。

  2. 会員以外の立候補者の推薦・支持は、地方本部・支部の決定に基づきます。
投票行動の徹底
 政治の改革のためには、まず、社会の構成員として国民の義務である投票を行う必要があります。JR西労組として、機関紙や分会機関などを通じて組合員、家族への方針の理解と投票の徹底、棄権の防止を呼び掛け、政治参加の促進を引き続き積極的に進めることとします。
(3) 議員団会議との連携強化
JR西労組地方議員団会議

地域に密着した鉄道業に従事する私たちにとって、地方政治は非常に大切な役割を担っています。とくに運動の柱である地域活性化の取り組みには、自治体や住民の参加、協力が不可欠です。現在、JR西労組地方議員団会議には30名の会員が結集しており、JRと働く仲間の立場を代弁しながら、地域に密着した政治活動を展開しています。今後も会員の選挙の勝利と、議員団会議の質的強化にむけて取り組むとともに、組織内議員の擁立にも努めることとします。

JR連合国会議員懇談会

JRの完全民営化と今後の諸課題、コンクリート劣化問題への対応、JR労働運動の民主化と過激派の排除の問題など、国政での私たちの政策実現にむけ、JR連合国会議員懇談会議員との連携を強化していくこととします。

またJR西労組の政治方針に基づき、支持を得られる国会議員との関係も強化し、政治的課題の解決にむけて取り組みます。

<JR西労組エリアでの国会議員懇談会議員>

三日月 大造 衆議院議員(民主党・滋賀3区選出)

7「機関会議」の充実(活動を創るために・・・)
 上記の活動を進めていくために、機関会議としての「中央常任委員会」を月に1回定例開催します。中央本部主催の各行事等の企画や検討、運動の取り組みの深度化、各地本・総支部の取り組みの共有化等を行うとともに、役割分担を明確にし、各地本・総支部の代表である中央常任委員が責任を持って取り組める体制とします。

また、引き続き中央本部三役を中心として、各地本・総支部主催の常任委員会・レクリエーション・女性フォーラム・ユニオンスクール等にも積極的に参加し、より緊密な情報交換ができるような取り組みを行います。

そして、「中央本部、地本・総支部委員長会議」を年2回、「中央本部、地本・総支部三役合同会議」を年1回開催し、新体制での年間スケジュールの徹底や活動の中間総括を行い、総合労働協約改訂交渉に向けた要求集約なども合わせて行っていきます。

委員会メッセージ
2005年4月25日、JR宝塚線において、107名の尊い命を奪い、500名を超える方々に怪我を負わせるという列車脱線事故を惹き起こした。

 お亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りし、今なお、お体や心に傷を負われている方々の1日も早いご快復を心より願います。

 私たちは、二度とこのような事故を起こさないという思いを心に誓い、今後、加入する後輩組合員に語り続け、事故を風化させることなく、安全を再構築しなければならない。

本日、岡山国際交流センターにおいて、150名を超える参加者のもと、「第15回定期委員会」を開催し、安全の再構築を目指すと共に、これまで1年間の活動の振り返りと、これから1年間の活動の進め方について、満場一致で決定し、その方針を実行する新しい中央常任委員会を選出した。

わが国の国民生活は、郵政解散に代表されるように、国民不在の政治が進み、今後、定率減税の廃止による、サラリーマン大増税が見込まれるなど、痛みは増大している。

 そのような中、9月に行なわれた、第44回衆議院総選挙では、私たちの先輩である「三日月大造氏」を再び国政に送る取り組みを展開し、小泉旋風のあおりがあったものの、自民党候補者を266票の僅差で破り、2期目の当選を勝ち取り、再び、私たち、国民の思いが伝わる政治家を誕生させた。

 これからも、私たちは、「JRみかづき会」を柱に、三日月大造衆議院議員を支え、ともに行動していくことが必要である。私たちの未来を切り拓いていくために、「働く者の立場から積極的かつ主体的な行動の必要性」についても再認識し、行動しなければならない。

私たちJR西労組は、88%を超える組織率を有する「責任組合」として、「対立と協力」「力と政策」の運動理念のもと、「企画提案型運動」を展開しなければならない。

 特に、「安全問題」「人材育成」と「技術継承」「地方ローカル線活性化」などに対する建設的な問題提起など、「自信」と「確信」を持って、力強く取り組んでいこう。

 また、11月に開催された、第17回定期中央本部大会では、「次代への継承」が再確認され、今後のJR西労組運動を発展させるために、青年女性組合員6,944名の行動がより一層重要になる。そして「ステップ21」の具現化をはじめとする諸活動に、私たちは積極的かつ主体的に取り組んでいかなければならない。

これからの「21世紀」を良くするのも、悪くするのも、私たちにかかっている。この定期委員会において、みんなで議論し確認した、安全の再構築、活動方針を実践し、一人ひとりの組合員にとって、より身近で、魅力ある青年女性委員会活動を創っていき、私たちの会社と職場、そして社会をより良くし、一人ひとりの組合員の夢を実現していこう!!

2005年12月10日

西日本旅客鉄道労働組合

中央本部青年女性委員会

第15回定期委員会

JR西労組中央本部青年女性委員会

2005年〜2006年 新常任委員会名簿

役 職
氏 名
性別
所属地本・総支部
職 場
再・新
委員長     福本 英治 男性 岡 山 JR西労組中央本部(岡山運転区)
副委員長 川原 孝義 男性 神 戸 支社 輸送課
副委員長 中村 康雄 男性 金 沢 金沢列車区
副委員長 内田  通 男性 大 阪 天王寺電車区
副委員長 西山 里子 女性 本社総 大阪鉄道病院
副委員長 畑岡真紀子 女性 本社総 福知山線列車事故対策審議室
事務長     迫原 良介 男性 和歌山 和歌山列車区
常任委員 沓掛 勇介 男性 金 沢 富山運転センター
常任委員 水口 博康 男性 京 都 みやこ列車区
常任委員 伊東 欣陳 男性 大 阪 天王寺車掌区
常任委員 中本 淳也 男性 和歌山 和歌山駅
常任委員 道上 雄介 男性 神 戸 明石電車区
常任委員 野垣 克彦 男性 福知山 篠山口鉄道部
常任委員 泉  新司 男性 岡 山 岡山運転区(兼務 岡山車掌区)
常任委員 鳥羽 康弘 男性 米 子 出雲工務支部
常任委員 芦田 愛美 女性 広 島 広島鉄道病院
常任委員 重松 快彰 男性 福 岡 博多総合車両所(兼務 車両部)
常任委員 堀田 享男 男性 西バス 本社 財務グループ
常任委員 高下 晋介 男性 中バス 広島支店
退任された役員のみなさん大変お疲れ様でした!!

退任された役員

役 職
氏 名
性別
所属地本・総支部
職 場
委員長 川端 準一 男性 京 都 JR西労組京都地方本部(京都電車区)
副委員長 枡田 哲也 男性 本社総 東京指令所
副委員長 白壁 靖子 女性 本社総 総合企画本部
常任委員 柏  幸浩 男性 金 沢 金沢列車区
常任委員 鳥住 彰伸 男性 神 戸 姫路列車区
常任委員 堂屋敷 光 男性 岡 山 せとうち地域鉄道部 福山電気管理センター
常任委員 安野  渉 男性 米 子 後藤総合車両所
常任委員 柴田 陽介 男性 西バス 大阪北営業所
常任委員 石川 傑 男性 中バス 広島支店