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2002年11月18日

■「安全確認の日」の制定を求める
  ―JR東海道線塚本〜尼崎駅間での鉄道人身事故に関する申し入れ―
  私たちJR西労組は11月6日にJR神戸線塚本〜尼崎駅間において発生した鉄道事故において、翌7日に緊急申し入れを行い、事故の再発防止に向けた原因の究明と今後の対策を求めてきています。事故の確たる原因究明が明らかとなり次第、実効ある対策を労使協議で進めていく方針を持っていますが、今回の事故において死傷者の救出にあたった救急隊員の触車人身事故という事故の悲惨さに鑑み、15日には鉄道現場に働く私たちの安全に対する思いを「安全確認の日」の制定により、従来以上に高め、確認しようとの考え方からJR西日本に対して申し入れを行いました。

具体的には、年度の初日を「安全確認の日」と位置付け、新年度のスタートにあたり、あらためて真摯に安全に対する意識を全社的に高めるとともに、新たに入社する社員に対して鉄道業に携わる者としての原点である安全を徹底するよう求めたものです。

また、すでに13日に開催された経営協議会では、今後の具体的な対策などについて実行ある対策となるよう1.情報公開をきっちりと行うこと、2.責任追及よりも原因究明を行うこと等の問題提起を行うとともに、中央執行委員長を委員長とする「事故防止対策委員会」を中央本部に設置し、労働組合の立場からも再発防止に向けた取り組みを強化することとしています。

 1. 関係者のケアーを十分行うこと

 2.労使安全会議において全ての情報を公開すること




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